今回は腕を組み立てます。


制作テーマの「クリック関節」を試す時がきました。

片腕に3か所のクリック関節があります。さて、うまくいくでしょうか。


両腕のパーツです。多いです。


肩パーツを組み立てます。


肩の関節を組み立てます。


結束バンドを使ったクリック関節です。


胴体と腕の接続部分の関節になります。

動かすとカチッと音が鳴り軽くロックされます。


次は腕を横方向に開く関節です。





ここで問題発生です。クリックがおかしいです。

「カチッカチッ」ではなく「グニッグニッ」と気持ち悪い音がします。

最初の関節と機構は同じなのになぜ?あちこち調整しますがうまくいきません。

原因は後で判明しますがこの時はわからず作業を進めています。


ひじの関節を組み立てます。


このクリック関節も何かおかしい・・・

気持ち悪い感触です。まだ原因がわからずとりあえず作業を進めます。


前腕部を組み立てます。


ネタばれですが赤と青のカラーチェンジするギミックがあります。




ひじと前腕部の完成です。


上腕部と接続します。

横回転させるためパーツをはさみます。



これで腕は完成・・・なんですがクリック関節がダメですね。

一応音は鳴るしロックもするんですけど感触が気持ち悪いです。


あれこれ試してみて原因が判明しました。

このパーツのプリントの仕方に問題ありでした。


上の画像の左3つが問題のパーツで右が修正したものです。

左の下2つはパーツを立ててプリントしました。

そのため溝や外周部分のプリントが荒くなり、そこを結束バンドがなぞるので結果気持ち悪い感触になっていました。

右は寝かせた状態でプリントしたので円が綺麗になっています。

上のパーツは元々寝かせてプリントしていたので、そこのクリックは問題なかったというわけです。

ちなみに溝の数や形状は修正ついでに変更したもので原因ではありません。


修正したパーツを組み込みます。

さっきより全然いいです。カチッと鳴っています。

接着してしまい修正が出来ないところがあるので完璧とはなりませんが、これなら想定内の出来です。


その具合を動画でお見せします。


クリックの間隔が長く微妙な角度で止められないのが残念ですが、とりあえず成功です。

改良を重ねていけばもう少し良くなると思います。


今回のロボはカラーチェンジする変身型です。

腕はこんな感じです。



結構印象が変わりますよね。これで腕は完成です。

あ、もう片方の腕がまだでした。次回までに組んでおきます。


今回はここまでです。